日本と中国、そしてアフリカ

草野厚『日本はなぜ地球の裏側まで援助するのか』を参照



・日本のODAのこれからを考えたとき(pp206-220)
①世界で貧困人口が最も多いのがサブサハラ(サハラ砂漠以南のアフリカ)
②資源開発という観点からもアフリカを無視はできない
③最近アフリカで存在感をあらわしているのが中国



・中国がアフリカでやっていること(pp212-213)
①2006年11月アフリカ協力フォーラム首脳会議開催
  …アフリカ48カ国に首脳を北京に招いた
②対アフリカ援助を09年には06年度比で倍増する
③50億ドル規模の中国・アフリカ発展基金の設立(予定)
※アフリカでの台湾の存在感をけん制するという政治的思惑もあると言われる



・中国の援助のやり方の問題点(p214)
①情報非公開ゆえの不透明性
←DACが情報開示の要請

ODAに的を絞って。

・援助大国といわれる日本のODAのこれまでと今とこれから
・にわかに注目されているアフリカ地域


○なぜ日本政府が国際援助(ここではODA)をしなければならないのか。

○なぜこれまでの日本の国際援助はアジア中心に行われてきたのか。

○これから日本のODAはアフリカ地域に(も)向けられるべきかどうか。

○なぜ国会議員がODAの必要性を(感じていてもそれを)声高に主張できないか。


・今までのODAはアジア中心 <歴史的経緯(戦後賠償という性格)、地理的条件>
・ここ数年ODA予算は削減されてきている <経済状況の悪化>
・中国などは将来のエネルギー確保のため、資源を持つ発展途上国への支援を色濃くし、その存在感を増してきているのだが、それに反比例して日本の存在感は薄れてきている。(今まで日本から支援を受けていた中国などが成長し、「援助する側」になっていることは日本のODAの成果(か?)) <「国益」に反する(?)>
・日本のエネルギー自給率20%(うち原子力15%)、食料自給率40% <ODAの必要性>

 

条約メモ

◆就業が認められるための最低年齢に関する条約(最低年齢条約)(第138号)

1973年6月23日採択
2000年6月5日日本批准

第 二 条
1 この条約を批准する加盟国は、その批准に際して付する宣言において、自国の領域内及びその領域内で登録された輸送手段における就業が認められるための最低年齢を明示する。この最低年齢に達していない者については、第四条から第八条までの規定が適用される場合を除くほか、いかなる職業における就業も認められない。
2 この条約を批准した加盟国は、その後において、新たな宣言を行うことにより、既に明示した最低年齢を上回る最低年齢を明示する旨を国際労働事務局長に通報することができる。
3 1の規定に従って明示する最低年齢は、義務教育が終了する年齢を下回ってはならず、また、いかなる場合にも十五歳を下回ってはならない。
4 3の規定にかかわらず、経済及び教育施設が十分に発達していない加盟国は、関係のある使用者団体及び労働者団体が存在する場合にはこれらの団体と協議した上で、当初は最低年齢を十四歳と明示することができる。
5 4の規定に基づき最低年齢を十四歳と明示した加盟国は、国際労働機関憲章第二十二条の規定に従って提出するこの条約の適用に関する報告に次のいずれかのことを記載する。
(a) 最低年齢を十四歳と明示した理由が引き続き存在していること。
(b) 4の規定を適用する権利を一定の日から放棄すること。


第 三 条
1 年少者の健康、安全若しくは道徳を損なうおそれのある性質を有する業務又はそのようなおそれのある状況下で行われる業務については、就業が認められるための最低年齢は、十八歳を下回ってはならない。
2 1の規定が適用される業務の種類は、関係のある使用者団体及び労働者団体が存在する場合にはこれらの団体と協議した上で、国内法令又は権限のある機関によって決定される。
3 1の規定にかかわらず、関係のある使用者団体及び労働者団体が存在する場合にはこれらの団体と協議した上で、年少者がその健康、安全及び道徳について十分に保護されること並びに関係する活動部門に係る適切なかつ特定の指導又は職業訓練を受けたことを条件として、十六歳からの就業については、これを国内法令又は権限のある機関により認めることができる。


条約全文:http://www.ilo.org/public/japanese/region/asro/tokyo/standards/c138.htm
加盟国一覧:http://www.ilo.org/ilolex/cgi-lex/ratifce.pl?C138
※アメリカ未批准

◆最悪の形態の児童労働条約(第182号)

1999年6月17日採択
2001年6月18日日本批准

第 二 条
この条約の適用上、「児童」とは、十八歳未満のすべての者をいう。


第 三 条
 この条約の適用上、「最悪の形態の児童労働」は、次のものから成る。
(a) 児童の売買及び取引、負債による奴隷及び農奴、強制労働(武力紛争において使用するための児童の強制的な徴集を含む。)等のあらゆる形態の奴隷制度又はこれに類する慣行
(b) 売春、ポルノの製造又はわいせつな演技のために児童を使用し、あっせんし、又は提供すること。
(c) 不正な活動、特に関連する国際条約に定義された薬物の生産及び取引のために児童を使用し、あっせんし、又は提供すること。
(d) 児童の健康、安全若しくは道徳を害するおそれのある性質を有する業務又はそのようなおそれのある状況下で行われる業務


第 七 条
1 加盟国は、この条約を実施するための規定の効果的な実施を確保するため、すべての必要な措置(刑罰又は適当な場合には他の制裁を定め及び適用することを含む。)をとる。
2 加盟国は、児童労働の撤廃における教育の重要性を考慮に入れて、定められた期限までに次のことのための効果的な措置をとる。
(a) 児童が最悪の形態の児童労働に従事することを防止すること。
(b) 児童を最悪の形態の児童労働から引き離し、かつ、児童を回復させ及び社会に統合するための必要かつ適当な直接の援助を提供すること。
(c) 最悪の形態の児童労働から引き離されるすべての児童のため、無償の基礎教育及び可能かつ適当な場合には職業訓練の機会を確保すること。
(d) 特別な危険にさらされている児童を特定し、及びこれに援助を与えること。
(e) 女子である児童の特別な事情を考慮すること。
3 加盟国は、この条約を実施するための規定の実施について責任を負う権限のある機関を指定する。


条約全文:http://www.ilo.org/public/japanese/region/asro/tokyo/standards/c182.htm
加盟国一覧:http://www.ilo.org/ilolex/cgi-lex/ratifce.pl?C182

渦巻くものの羅列


◎児童労働(チャイルドレイバー)とは何か
 ・「児童」とは?:子どもの権利条約、最低年齢条約
 ・国際労働機関(ILO)による定義

◎ILOとは?
 ・設立の経緯、位置づけ(他の国際機関や国家との関係)、権限、構成員

◎ILOが児童労働問題に関した果たす二つの大きな役割
 ・条約作成:最低年齢条約、最悪の形態の児童労働条約
 ・撤廃のための支援:児童労働撤廃国際計画(IPEC)

◎条約批准国以外にも条約の効力が発生するとしたILO宣言はどういう経緯で、どういう理論で成立しているのか。


★なぜ最悪の形態の労働条約に興味があるのか。
・児童労働の分類・分析につながる?

★なぜIPECを取り上げたいのか。
・「支援」「国際協力」とは何かという疑問
・院で勉強したいことにつながる


↓

フィリピンを例に見ていきたい。
←文献がある程度あること、IPEC実施国の中で日本といちばん身近かな?ってこと


○興味をもった本((論文のために)読むかどうかは手に取ってから決めよう。)
・『フィリピンの児童労働と観光産業』

フィリピンの児童労働と観光産業

フィリピンの児童労働と観光産業

・『フィリピンの子どもたちはなぜ働くのか』
フィリピンの子どもたちはなぜ働くのか (世界人権問題叢書) (世界人権問題叢書 1)

フィリピンの子どもたちはなぜ働くのか (世界人権問題叢書) (世界人権問題叢書 1)

・『アジアの児童労働と貧困』
アジアの児童労働と貧困 (MINERVA社会福祉叢書)

アジアの児童労働と貧困 (MINERVA社会福祉叢書)

・『バナナと日本人』
バナナと日本人―フィリピン農園と食卓のあいだ (岩波新書)

バナナと日本人―フィリピン農園と食卓のあいだ (岩波新書)

****
・

人はなぜ「権利」を学ぶのか―フィリピンの人権教育

人はなぜ「権利」を学ぶのか―フィリピンの人権教育

ようやく進路決まりー。

来年から東京で大学院生になりまする。


で、今まで院試をいいことに背を向けていた論文から総攻撃を受けている。仕方ない。

11月には無理なので、今年中に「かたち」が見えるようにしたいところ。やるっきゃない。「たばるはやるときは恐ろしいくらいやるんだから」という親友の言葉を信じて。いや、自分を信じて。w


とりあえず、読書リスト。

基本知識がないことに気付いたのでその辺も読んでみる。

◎既読
・加茂利男ほか『現代政治学・新版』有斐閣アルマ、2003年
・姜尚中『姜尚中の政治学入門』集英社新書、2006年
・佐々木毅『民主主義という不思議な仕組み』ちくまプリマー新書、2007年
・門脇厚司『子どもの社会力』岩波新書、1999年
・原康『国際関係が分かる本』岩波ジュニア新書、1999年
・田中優『戦争って、環境問題と関係あるって知らなかった』岩波ブックレット、2006年
・児童労働を考えるNGO=ACE岩附由香、白木朋子、水寄僚子『わたし8歳、カカオ畑で働きつづけて』合同出版、2007年
・猪口孝『国際政治の見方―9.11後の日本外交』ちくま新書、2005年


◎今読んでる本
・新藤宗幸『新版 行政って何だろう』岩波ジュニア新書、2008年
・岡義武『国際政治史』岩波現代文庫、2009年
・本山美彦『民営化される戦争 21世紀の民族紛争と企業』ナカニシヤ出版、2004年


なんか、私は戦争・貧困・児童労働あたりが気になるらしい。
半年前に思っていた「子供の貧困」から少しシフトチェンジ。

みのしまコワイ。

一時間くらい迷った。
キツネにつままれる、感じ。
違う路地から同じ場所に行きついてパニックw


去年の10月にこの世からいなくなった友人と、イベントに出たのが美野島商店街だったなぁ、と。ちょうど一年前くらいには、イベントに出る話をしてて、ここを一緒に歩いたなぁと、思ったりしながら、目的地を、探す。探す。探す。

「管轄外だから分からんねぇ〜」と警察のおっちゃん。
おいwwww管轄外って、数百メートル先じゃーんw

こころ、折れそうになる。

それでも、探す。探す。もう、意地。

こころ、折れた。

でも、見つかった!!!!!

教会を見つけて「あぁ神様!」と心から思った。w

****

前置き長いですが、ゼミの人たちと、「おにぎりの会」の方たちがやっているホームレスの方への炊き出し(配給?)に、参加させていただきました。


正直、複雑な気持ちでした。


自分が、ホームレスだったら、配給の時にあんなに大勢で来られると、、、いやだなぁ。ありがたいけれど、いやだなぁ。大学生があんなにいたら、………殺したくなっちゃいそう。そして、死にたくなりそう。


なんか、うん。イメージと違ったのね。もっと話すのかと思ってた。でも、大学生の人数が多かったから、いつもと勝手が違ったのかもしれない。


おにぎりの会にもっと首突っ込んでみないと分からないけれど、なんだか、国際支援と同じものを感じてしまった。

「支援づけ」「自立」

うにゃうにゃ。